理想的なおやつって?虫歯になりにくいもの、栄養のある食品は? – 浦和 歯医者 丸山歯科医院

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理想的なおやつって?虫歯になりにくいもの、栄養のある食品は?

どうしておやつの習慣は虫歯になるの?

おやつが虫歯の原因になる理由は2つあります。
それは、

・「虫歯菌のエサとなる糖分を摂取するため」
・「ものを食べることで歯が溶けやすい環境をつくるため」

そもそも、虫歯とは虫歯菌(主にストレプトコッカスミュータンス菌)が出す酸によって歯が溶かされる病気のことを言います。

ほとんどのおやつには糖分が含まれています。虫歯菌は糖分が大好物。せっせとエサを食べては酸をつくり出してしまうのです。

また、普段の口内は唾液によって中性に保たれていますが、ものを食べると酸性に傾きます。ダラダラとおやつを食べ続けたり、キャンディーなど長時間口の中にとどまるお菓子を食べて酸性状態が続くと、歯の表面のエナメル質が溶け出し、より歯が溶けやすい環境になります。

虫歯になりにくいおやつ

虫歯になりにくいおやつのポイントは4 つあります。

・できるだけ糖分が少ないこと
・長時間口の中にとどまらないこと
・歯にくっつきにくいこと
・良く噛んで食べるものであること(噛むことによって唾液分泌が促進され口内が中性に戻りやすくなります)

以上の4 つを満たすおやつは、おせんべい、するめ、豆類などです。

とは言っても、甘いおやつが食べたくなることもあると思います。特にお子さまは甘いおやつを好みます。その時は、おやつを食べた後にしっかりと歯磨きをしましょう。

虫歯になりにくい食べ方

おやつの時間を決める

“おやつは10 時と15 時”など、一日の中でおやつの時間を決めましょう。小腹が空いた時や気分転換をしたい時など時間を決めずに、その都度ちょこちょこと食べてしまうと口内が常に酸性状態になり虫歯になりやすい環境をつくってしまいます。ものを食べる時と食べない時のメリハリをしっかりつけましょう。

おやつ1 回あたりの時間を決める

“1 回分のおやつは15 分で食べる”など、1 回のおやつを食べきる時間を決めましょう。同じ量の糖分(おやつ)を食べるにしても短時間で一度に食べきってしまう食べ方より、長時間かけて少しずつ食べる方が虫歯のリスクは高まります。ながら食べをする方は後者の傾向があるので要注意です。

回分のおやつをあらかじめお皿などに入れておく

テーブルの上にお菓子の大袋や盛り合わせの器を置かず、1 回分のおやつをあらかじめお皿などに取り分けておきましょう。目の前にお菓子があるとちょこちょこと手を出し、長時間かけて食べてしまう恐れがあります。食べすぎも防止できるので一石二鳥です。

投稿日:2020年1月22日  カテゴリー:一般

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