W杯の思い出⑤
1990年イタリア大会は、2年連続で決勝戦は、西ドイツ対アルゼンチンの対戦と
なり、西ドイツが前回の雪辱を果たした大会でした。しかし、私的にはこれと言って盛り上が
りに欠けた大会だった気がします。
1994年アメリカ大会は、ブラジルの優勝で幕を閉じた大会でした。ただ、テレビ中継の
関係で炎天下での昼間の試合で、体力勝負の試合が多く、試合の質では低下していたと思
います。ただこの大会の予選で日本は、あのドーハの悲劇と呼ばれる出来事がありました。
ロスタイムでイラクに失点したときはショックで茫然としたことを覚えています。あまりの出来事
でしたので、本大会より印象が強かったです。
W杯の思い出④
今回は、1986年メキシコ大会について書きたいと思います。
この大会は、言わずと知れたマラドーナの大会と言えます。準々決勝のイングランド戦での
「神の手ゴール」・「5人抜きゴール」は話題性そしてプレーの質とどれをとっても魅力的で
した。しかし、私は、準々決勝のフランス対ブラジルの試合が一番印象的でした。ジーコが
途中出場したファーストタッチのスルーパスが相手の反則を誘いPKを獲得するも本人がPKを
失敗して勝ち越しの好機を逃がし、延長戦でも決着つかずPK合戦に突入。プラティ二がPK
をはずすもフランスが勝利といった激闘でした。だからサッカーは面白い。
ちなみに前年のアジア予選で日本は韓国に勝てば本大会に出場だったのですが、満員の
国立競技場であの伝説となった木村和司のフリーキックを生で観戦していました。応援も虚しく
負けてしまいましたが、これをきっかけにプロ化に進んだので、Jリーグが発足したのです。
W杯の思い出③
今回は、1982年スペイン大会について書きたいと思います。
この大会は、たくさんのスター選手がおり、観ていて楽しい大会でした。特にジーコ・ソクラテス
ファルカン・セレーゾの黄金のカルテットと呼ばれたブラジルは、高い攻撃力・華麗なテクニッ
クで魅了させてくれました。残念ながら決勝トーナメントには進めませんでしたが・・・・。
そして、W杯の中で最高の試合と言われている準決勝のフランス対西ドイツは今考えただけで
も興奮するほどです。プラティ二率いるシャンパンフットボールと言われたフランス、ゲルマン
魂の西ドイツの死闘は凄いものがありました。皆さまも一度、何かの機会に一度観ていただけ
たら分かると思います。
今大会もこんな試合をたくさん観たいですね。
W杯の思い出②
今回は、1978年アルゼンチン大会について書きたいと思います。
この大会はアルゼンチンが軍事政権であったため、開幕前から話題がありました。それは、
前回大会で一躍有名になったクライフが予選敗退寸前のチームを本大会に出場させたにもかか
わらず軍事政権に反対して出場をボイコットしました。スターなき大会であったような気がします。
大会は、開催国であるアルゼンチンが初優勝しましたが印象に残っている選手と言えば、オラン
ダのニースケンス・アルゼンチンのケンぺスといったところでしょうか。それよりも決勝戦での選
手入場時の紙吹雪が印象的でした。これは、浦和レッズが2004年のステージ優勝がかかった
試合に聖地駒場で観客全員で行った紙吹雪のビジュアルの倍ぐらい圧巻でした。
そんな訳で試合よりも別なところで盛り上がった大会だったような気がしましす。