歯周病と全身疾患⑤
-歯周病と喫煙ー
たばこの煙には化学物質が含まれ、有害な物質が数百もあると言われています。
喫煙している人は、歯周病にかかりやすく、悪化しやすくなります。その理由は、
①タールが付着すると歯垢や歯石が付着しやすい。
②唾液が減り口腔内が乾燥しやすく再石灰化が行われにくい。
③ニコチンが血管を収縮させ酸素や栄養分の供給が減少する。
④ニコチンが免疫細胞の働き抑え抵抗力が落ちる。
⑤喫煙によりビタミンCが消費され術後も治りにくい。
などがあげられます。
以上のことより喫煙することにより歯周病になりやすくなります。
カテゴリー:歯周病 投稿日:2011年10月17日
運動会
昨年に引き続き娘の運動会に参加しました。
今年は、震災の後ということで家族の絆を感じました。親子競技はもちろんのこと
二世帯で参加している家族が例年より多かった気がしました。
それにしても子供達は元気過ぎます。一日で疲れました。この子供達を見ている幼稚園の先生
は、仕事とはいえ尊敬いたします。
カテゴリー:一般 投稿日:2011年10月7日
歯周病と全身疾患④
-歯周病と糖尿病ー
歯周病と糖尿病はお互いに悪影響を与えます。健康体では、血液中のブドウ糖が多く
なると膵臓がインスリンを分泌します。インスリンは血糖値を一定に保つ働きをしますが、
糖尿病になると炎症に関係する物質が増えインスリンの働きを弱めます。また、歯周病も
進行すると、やはり炎症に関係する物質が増え、毒素が生み出されます。これらが血液中
に入るとインスリンの働きを弱め症状が悪化します。
一方、糖尿病になると抵抗力が低下して口腔内の歯周病菌が増殖しやすくなり、歯周病も
進行が速くなります。このように歯周病と糖尿病は深い関係があり、悪循環に陥ります。
歯周病を改善すると糖尿病も改善されることもわかってきました。
カテゴリー:歯周病 投稿日:2011年10月1日