歯茎の腫れが治らない!応急処置のポイントとやってはいけない3つのこと – 浦和 歯医者 丸山歯科医院

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歯茎の腫れが治らない!応急処置のポイントとやってはいけない3つのこと

歯茎の腫れが治らない

歯茎の腫れは、その後に起こることを示すサインでもありますが、知らずに治ってしまった感じがして放置してしまう人も少なくないのではないでしょうか?また自己判断でつぶしてしまったりするなど、応急処置をしているケースも見受けられ、間違った対処方法をして症状が悪化するということもありえます。ここでは、歯が腫れてしまった時の対処方法としての応急処置について紹介していきましょう。

歯が腫れた時の自宅でできる応急処置方法

根本的な解決方法ではありませんが、症状がひどい場合の一時的な症状緩和をする方法として以下のことが挙げられます。

■痛みがひどい時は冷やす…初期症状としての炎症は冷やすのが効果的です。自分で頬を触って腫れが分かるほどになっている場合は、冷却ジェルシートや濡れタオルなどを使って冷やすと良いでしょう。この場合は、患部に膿が溜まっているケースが多いので、そのまま放置しておくと痛みがひどくなっていきます。早めに歯科医院での治療を受けましょう。

■痛みが引かない場合は痛み止めを服用する…冷やしても効かない場合は痛み止めを服用しましょう。市販薬でも良いので、服用すると痛みが和らぐことがあります。痛みにより食べ物が食べられないという事態を避けられます。

■柔らかい歯ブラシを使用する…歯磨き時に通常の硬さの歯ブラシを使用すると歯茎を傷つけてしまい、症状が悪化するケースがあります。この場合は柔らかい歯ブラシを使用して、歯茎の保護に努めましょう。

■口内を殺菌する…うがい薬を口内の殺菌用として用いる方法があります。ただし、アルコール成分を含む場合には逆効果になってしまうため、刺激が少なく殺菌作用が強いものを使用してください。

その他にも疲労による原因もあるため、安静にして体力回復に努めることも大事です。

応急処置方法としてやってはいけない3つのこと

応急処置方法としてやってはいけない3つのこと

硬い歯ブラシで歯磨きをすることにより、歯茎を傷めてしまうことがあります。また、柔らかめの歯ブラシを使っていても、いつもより力を入れてしまえば同じです。歯茎の腫れに対しては、歯茎の負担になるような行為は避けるのが基本。刺激の強い洗口剤も避けた方が良いでしょう。腫れている状態は炎症を起こしているということですので、通常より歯茎が弱っていることを頭に入れておきたいところです。

まとめると、

・普通~硬い歯ブラシを使用しない
・歯茎に圧がかかるようなゴシゴシ歯磨きをしない
・刺激の強い洗剤を使用しない

となります。

早めに歯科医院へ行くようにしましょう

早めに歯科医院へ行くようにしましょう

歯茎が腫れてきた時の対処方法として自分でできることは、あくまでも応急処置です。根本的な解決を目指すならば、やはり歯科医院への受診をしてください。

間違った対処方法をしてしまうと、症状が悪化してしまうことがあるので、自己判断せずに専門家の判断を仰ぎましょう。また、応急処置でも症状が緩和したり、気にならなくなることもありますが、何かの病気のサインである可能性もあるので、早めに受診することをおすすめします。

歯肉が腫れている状態が歯肉炎、歯骨にまで及ぶと歯周炎となりますが、これは歯垢が溜まることによって起こるものなので、日々のケアを見直すだけで良くなります。また、ケアしにくい親知らず周囲に溜まる細菌が引き起こすケース、高血圧などの薬の副作用など、様々な要因が考えられます。病院で何が原因かを特定しやすくするためにも、自身で心当たりのある症状をピックアップしておくと良いでしょう。

まとめ

歯が腫れてしまった時にはある程度の応急処置が可能ですが、最終的には歯科医師の診察が必要になります。症状がなくなったからと言って安心していると、また痛み始めることがあるので注意が必要です。

投稿日:2016年12月2日  カテゴリー:歯周病

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